シックハウス保証のある住まいに優しい住宅とは

試される認知症家族の住まいについて

シックハウス保証のある住まいに優しい住宅とは 2015年、いよいよ今日から仕事はじめとなる朝、これからの住まいについて思うことがいろいろあります。年末年始にかけて、認知症の父親が転んでけがをして大騒ぎになり、それに続いて救急車を呼ぶ事態になり、さらには入院ということになって、高齢者でしかも認知症という二重に厄介な状態でも安心して暮らせる家とは、ということが最大の課題となるのは間違いありません。そのために何ができるかについては、双子の姉がメインになっていろいろ調べて考えてくれていますが、母と私との3人で調整していかなくてはならないことでもあって、なかなかむずかしいものです。

居心地のよい住まいであることは、子供の頃は当たり前だと思っていましたが、大人になってそれは家族それぞれの配慮によって生まれるものだ、ということに気づきました。それが一番なかった父親が認知症になったことで、女性たち3人の力が、よりいっそう試されるような気がします。自分も年を重ねて40代になったし、母も高齢ですから、今後、どんな住まいを作り上げていくことができるのかは、私と姉がメインになりつつも、やはり家を建てた両親のうちでいちばん希望をかなえてあげたいのが母かもしれない、とも思います。